投資の基礎⑨ーグランビルの法則とゴールデンクロス&デットクロスー
今日はグランビルの法則の基本的なこと、ゴールデンクロス、デットクロスについてまとめてみました。
だいたいでいいのですが、移動平均線にたいしてどういった所でエントリーすればいいのか、これを表した法則という事になります。
買いのポジション
上昇のとき(移動平均線が上回ったとき)
①まずは移動平均線を株価がうわまった所で買い
②移動平均線が上向きの状態で株価が下抜けたら買い
③移動平均線が上向きで株価が反発したら買い
④移動平均線が下向きで、移動平均線と株価がさがっている所で乖離している所で買い
売りのポジション
下落のとき(移動平均線が下落のとき)
④乖離がおおきくなった(下落の時)所で売り
③移動平均線を下回ったときに売り
①、②移動平均線で反発した所で売り
この基本をおさえたうえで実際どうするか?という事ですが、グランビルの法則はだいたいの株価の動きを推測するという事で使用していきます。
そのうえで、例えば②の所で買えばそのまま上昇を狙えるのではないかと思われそうですが、実際②の下落はどこが底かというのはその時点ではわかりません。
なので、②のシグナルがでたら、ナンピンで対処するという方法も一つの選択肢になります。
反発に転じるまで、最高で4回くらいナンピンする事も考えておきます。
それは、グランビルの法則に当てはめた時。②っていうのは、株価が安い価格帯でなおかつ移動平均線はまだ上昇トレンドにあるということが推測されますので、ここで反発する確率が高いということになります。
この下落を耐えないと大きな上昇を逃す場合もあります。
なので、損切してもいい価格でナンピン余力を残してきたるべき上昇に臨むという考えかたになります。
次にゴールデンクロスとデットクロスについてです。
①5日移動平均線が20日移動平均線をぬいたところが買いというものです。
ポイントはどちらの移動平均線も上向きであるという事です。
デットクロス
①5日移動平均線が20日移動平均線を下ぬいたところが売りいというものです。
ポイントはどちらの移動平均線も下向きであるという事です。
ただし、だましといってゴールデンクロスしても株価が下落するときもあります。
そのような時をどのようにみわけるか?
という事になりますが、このとき月足で見た時にグランビルの法則で今株価が安いのか高いのかをみわける事で、だましを防ぐ事ができます。
なので、まずグランビルの法則で4回にわけて買いを入れる。
そして、ゴールデンクロスしていたとしても、上位足で確認したときにグランビルの法則で、今株価は安い位置にあるのか?という所を見極めていきます。
こうした指標を組み合わせてチャートを判断していくとより精度が上がるという事になります。